日常 (2404)
気休めの言葉さえ、口許で息苦しく
挙句、何も出来ずにいる自分を
いたずらに責めてばかりいる
すこし、無理してでも
いつもと同じ日々を
ふるえる指先でなぞるだけでいい
今のままじゃ何も守れない
乱れた呼吸、聞くために
一度立ち止まって深く、目を閉じて
なぜ、ぼくらは顔も知らない誰かの
悲しみにさえ、寄り添ってみたり
力になりたいとか、願うのだろう
今はまだぬぐえない、涙の海に漕ぎ出す
その理由はもう
ぼくらの平凡な日常の中にこそ、輝いている
遠のいていくあの日から
今の気持ちの在処を、たしかめて
なぜ、ぼくらは顔も知らない誰かの
悲しみにさえ、寄り添ってみたり
力になりたいとか、願うのだろう
今もまだぬぐえない、涙の海に漕ぎ出す
その理由はもう
ぼくらの平凡な日常の中にこそ、輝いている